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『日本沈没』を見た。元祖1973年版ではなく、先ごろ“フルチン”事件を起こしたクソジャニタレ主演の2006年版である。
つまらんかった。 結局、昔の作品の良さを再確認するだけの効果しかなかった。アマゾンレビューも35件の多くはそれを指摘(しているようだ)、駄作に付いた100件以上は突っ込み目当ての投稿で溢れている(ような)感があった。スマン、忙しくて全部確認できんかった。 本来、こんな駄文を書く時間も惜しまれるのだが(というのも、もう一つサイトの小説が書けなくて呻吟!)、あんまり黙ってられず筆を執った。 本作の醍醐味は、「あと少しで日本が沈没」「1億もの国民の運命は如何に」「受け入れ先はどこに」「それまでの延命策は」というミゾーユーの、じゃない未曾有の危機に対する人間の崖っぷちの格闘を描くことにあるのに、若いだけの(バカなだけの)主演級からはその緊迫感も心意気も感じられない。ウソが売り物の映画で欠片のホンモノらしささえなかったら何の価値があるか。1800円返せ。じゃなかった、スカパーだから時間を返せ。 売り物であるはずの災害パニック特撮も飛び飛び、小出しで、しかも唸らせるレベルではない。その分、何があるかというと埒もないラブシーンの冗漫だ。災害現場でエッチに及ぼうとするのはジューロ・ドウ主演『スターリングラード』を意識したものだろうが、今、そこここで人が死んでるか呻いているだろう災害現場だぞ。戦闘の合間の静謐とは違うという、ここでも大いなる勘違いをやらかした。 スター人気にあやかった作りが、せっかくの特撮技術を持ちながら安手の(中学生の学芸会以下の)ドラマレベルに堕しているのだ。第一、草ナギ某なんかどこがいいのだろう。あのご面相とナヨナヨ感のどこに魅力があるのだろう。 柴咲コウは女だから許せるとして(スマン)、元祖版では小林桂樹が演じた博士役、汚い無精髭も見苦しいうえに(おなじ無精髭でも元祖版は中身があるから許せるっちゅうの!)、セリフがよく聞こえねーだろうが。「誰だ、こいつは」と思ったらトヨエツか。こんなのが俳優を語るのだ。騙りで勤まるから今の役者は楽なのだ。 そういや角川春樹だの、和田誠だのミョーチキリンにわか映画監督もどきが金に飽かせてクソ面白くもない映画を連発。日本映画の質をしっかりと落としてくれた時期があった。特撮はなくても映画は作れるが、映画のセオリー、役者不在で映画は作れないっちゅうの。特撮技術屋如きが映画に手なんか出すな、バカヤロー。 アマゾンレビューに『アルマゲドン』日本版だとの意見があったが、俺にいわせれば『ディープ・インパクト』日本版でもある。最後は特攻作戦が、しかもただ一人の自爆特攻が滅亡の危機を救うのだが、そういうハリウッドのおめでたバカ映画を下敷きにして、原作を台無しにしたバチ当たり映画の典型でもある。 そういえば石坂浩二首相が、「弱者はどうする。60歳以上は後回しなどと言ってくれるな」と泣けるセリフをつぶやいたものの、中国へ難民支援の要請に飛び立って専用機ごと、巨大な火砕流の火炎に呑み込まれてすぐに消えたが、草ナギのクサい演技に辟易した時点から、2時間超の貴重な時間を無駄にする愚を覚悟しつつ、最後まで見た理由がそれだった。 ところがそのシビアな部分は遂に出なかった。障害者とおぼしき脇役、モブの一部はどこにも見られなかった。『ディープ・インパクト』の亜流であるからには、ラストは少しでも高台を目ざしてまっしぐらな避難民逃避行、そこには自衛隊の果敢にして犠牲も顧みない勇姿も展開されるが、そんな難行苦行に車椅子、松葉杖が付いて行けるわけがない。 この場面にカットバックして火砕流、猛煙迫るゴーストタウンに取り残された障害者やペットたちの姿を一瞬なりと捉えたら、このくだらない映画でも、そこだけ見れば“恥多き生き長らえ”という極上のテーマ性を訴えてくれただろうに、元来が映画に対しても人間に対しても高い志があるわけではないから、期待するだけ無理というものだ。 そう考えると思い出されるのは金子修介監督『ガメラ2 レギオン襲来』だが……以下、過去記事から。 ——日本の特撮の進歩、自衛隊総協力の迫力。仙台脱出場面で、「ここに何気なく車いすでも映っていれば〈障害者も社会の一員〉を印象づけられるのに」と思っていたら、何と、車いすオジサン登場。だからの★4つ高得点ではなく、元祖『ゴジラ』(1954年版)の良さも受け継ぎ、環境保護の視点もあり安心して観られる怪獣映画。(紙版ホンマタイムスNo.8/1996.10.28発行号より) *画像は田所博士役小林桂樹の怪演(?)も光る1973年版・元祖『日本沈没』の一場面(上)と、役者で映画そのものが沈没している(w)2006年版ポスター(下)。 *元祖1973年版(森谷司郎監督)が如何に優れて面白いかという中身を[日のあたらない邦画劇場]の「日本映画の感想文」「日本沈没」ページから追加リンク
by web_honta
| 2009-08-13 14:19
| 映画大好き!
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