いろいろいいたいことはあるが、とにかく『ゴジラ』は面白い!
1954年版初代『ゴジラ』の素晴らしさはいくら褒めても褒めすぎることはない。
しかし、それはそれ。これはこれで『シン・ゴジラ』も凄い!
ここにシン、ではなく『サン・ゴジラ』を並べる(笑)。DVDパッケージで統一したかったんだが、二作目以降は妖しくなった(笑)。適当なのが見つからなかった。
ちなみに、ここでの「サン」は数字の「参・三・3」であることはことわるまでもない(笑)。
しかし、レビュワーが、ごちゃごちゃいうわりには、初代『ゴジラ』の指摘はめだたない。文句つけるなら、きちんと見てつけろ。おまえら、見てないだろ。数字が証明してる。
元祖 『ゴジラ』レビュー 95件
ギャレス『ゴジラ』同 379件
最『シン・ゴジラ』同 138件(49件、DVD)
アマゾンレビュー(ブルーレイ)の数をひろった。ここでの「ギャレス」は2014年版ギャレス・エドワーズ監督によるハリウッド版『ゴジラ』だが、54年版元祖をしっかりと踏襲し、初代『ゴジラ』へのオマージュ度はハンパなかった。オマージュ度の最たるものはナイト・シーンが多かったことで、そのため日本の「エセ・ゴジラ・ファン」は「見えない」コールで総スカンだったが、それを反映してか『シン・ゴジラ』は終始昼シーンで見せて見せて見せまくった。
俺にいわせれば『シン・ゴジラ』の最大の欠点は夜シーンを排除したことだ。「あった」かも知れないが、あったと思わさない演出含めてこれはダメだ。すなわち、『ゴジラ』は夜に出てこそ怖いのであり、昼間出て脅かすゴジラはほんとうのゴジラではないのだ。
先の補足感想。
元祖『ゴジラ』の95件は残念だが、ギャレス・エドワーズ監督『ゴジラ』が378件と、『シン・ゴジラ』の138件をはるかに引き離していることに、ほんとうの映画ファンの、ほんとうの良識を感じた。(嬉!)