『ボギー! 俺も男だ』(原作・主演:ウッディ・アレン)という映画が日本で封切られたのは1973年(製作国アメリカでは72年)、ということだから、俺もそのころには施設を出て社会人となり、映画人口の仲間入りを果たしてたということにもなる。
ここで題名だけ出した映画は、題名があらわすとおり、名作『カサブランカ』のパロディである。俺が実際見てないので中身の紹介はできないけど、代わりに画像を見つけてきて並べて見た。左が映画『カサブランカ』中の、ボギーことハンフリー・ボガート、右がウッディ・アレンの『ボギー! 俺も男だ』では、ボギーに取り憑かれて悶々とする?主人公のまえに現れるという、幻のボギー(ジェリー・レイシー)。似ているか?
じつは映画『カサブランカ』の紹介については、困った思い出もある。ブログなんかなかった頃、当時はホームページがブログ代わりだったが、そのサイト(ホンマタイムス)で『カサブランカ』を紹介するにあたって、イングリッド・バーグマン演ずる役名イルザについてだ。じつはイルザといえば俺がSM裏サイト(マルガリテの部屋)で公開してたSM鬼畜小説に出てくる、冷酷鬼畜のサド女の名がこれまたイルザだったからだ!(笑)
まあ、俺の書いたヘボ小説はともかく、かんじんの映画は戦雲うずまくカスバが舞台で、ナチが幅を利かせている時代でもあるから、レジスタンス闘士を夫にもつイルザ=バーグマンの胸中も穏やかでない、イルザですらいらざる嫌疑をかけられ捕まれば拷問、あの美しくも華奢げな身を素裸にされ、あの手この手の拷問を受ける姿を想像したら、心臓はドッキン、ドッキンどころか、ドキドキドキドキドキッ……早鐘を乱打しまくり、妄想の興奮係数は上がりっぱなしで、もう、被虐のヘロモンばしゃばしゃと発散しまくりだった!
ところでアマゾンは日曜配達してんだろうか。注文したDVD-BOXが明日届くといってきてるんだが、ほんとなら楽しみだ。
というのも、燦然と輝くタイトルでもある『アカデミー賞ベスト100選 風と共に去りぬ』(中古、送料共1928円)を注文したからだが……
ただし「100選」は10シリーズ全部そろえての結果で、そんなには買えない(泣)。
しかし、この1シリーズ10本1800円(一般)は超の付く廉価版だ。『風と共に去りぬ』を筆頭に、俺がこれまで敬遠してきた『禁じられた遊び』まではいってる。敬遠したといっても超有名だからで、名画であることに異論をはさむ余地はなく、この機会にボギー主演のフィルム・ノワール『キー・ラーゴ』含め、ひとつ場所にさまざまな人生がまざり合う「グランドホテル方式」という映画技法の名称所以でもある『グランド・ホテル』も加え、航空戦映画の名作『頭上の敵機』、ジョン・フォードの古典的傑作『男の敵』、そしてパール・バック原作、大作『大地』まで入れたら目白押しだ!(笑)
これまで、『イタリア映画3大巨匠名作集』と『ヒッチコックサスペンス傑作集』を買ったが(最初の画像 購入は2013年7月)、それなりの画質で満足だった。今回『風と共に去りぬ』が心配だったのは、3時間40分と長尺なうえにカラーだからで、が、しかし、『風−−』単体でもディスク1枚しか付いてないみたいだし、まあ、それほど神経質にならなくとも、古いは古いなりに納得すればいいだろう。
\(^O^)/ 第一に安い、これですよ、俺のような貧乏人にとっては! 俺の場合、中古で買ってるから表示と若干ちがうが、『ヒッチ10枚組』1695円、『世界名作10枚組』1767円、名作洋画計20枚が3000円ちょっとで買えるのだ。こんな「トク」なことがあるものか!
そして、きょう(2017/8/6)になって凄い画像(パッケージ裏)を見つけましたよ。これで中身は丸わかりです!(嬉)