脚フェチの愛(かな)しかる悩み!
きのうのことだ。千葉テレビは吉右衛門『鬼平』が終わって、藤田まこと主演『剣客商売』に変わり、ふだんはこれも録画して取っていた。と、この日は「辻斬り」なる回。その時間がテレ東「2時ロード」と重なり、この日に限って『ヒストリー・オブ・バイオレンス』なる映画が、ウィキペディアによると名作らしく、映画本体も番組からCM抜いた本篇時間90分強、この際『剣客』か「映画」か迷った、ウチの器械で2番組は取れないからだ!
そこで英断!(笑) 「映画」に保存価値をおいて録画、『剣客』は「見っぱなし」ということでリアルで見ていたところ、秋山小兵衛藤田まことに関わる娘さんが殺される話が可哀想で、こんなに可哀想なら録画しないで正解と思ったのも束の間、主人公藤田ともども、「共に辻斬り退治を!」と刀をたばさみ、決然立った佐々木三冬の——あ、断っときますが渡辺謙の娘の杏じゃありません(笑)大路恵美です。その、決然立つときの大路恵美の美脚、「チョイ見」に唖然、呆然、垂涎、絶句!(爆)
うーん! なんで録画しなかったかよー! あの美脚?を犠牲に!!(笑) 代わりに録画することになった『ヒストリー・オブ・バイオレンス』って面白いんだろな!?
それはともかく……
いま、「たま本——正式ジャンル名・たまには本でも」ホンマは宮部みゆきの『模倣犯』読んでます。その途中、文庫本全5巻中2巻目の真ん中辺、「息子に突っかかって、女房にたしなめられ、憤然として立ち上がる夫で父親の、主人公が奥さんから『どこへ?』と問われ『トイレだ』といって去る場面!」こ、こ、これって……!?
ハッキリ思い出したデジャブ効果!!
映画『ソロモンの偽証』(原作もおなじ宮部みゆき)に瓜二つの場面がある。そういえば、家族の場面では両先品に共通の類似点を散見。こういうことは森村誠一作品でもあった。が、いくら思い返しても松本清張では、なかった気がするなー。
だからどうだといわれても困るが(笑)。