ギャレス・エドワーズ監督、最新版『ゴジラ』に「感動しない」「ドラマが薄弱」などと文句つけてる人に、俺はたったいま経験した「興奮」を教えてやりたい。
きっかけは『ゴジラ2014』での12分ばかりの動画「ムートー大暴れ篇」(勝手にタイトル付けたが)(笑)を見たことからだ。ことのついでに「悪評かまびすしき『ゴジラ』1998年版」を見てみたくなったからだ。
そこで見たのがこれだ。
●映画リンク●●
1998年版『Godzilla』Full Movie
2時間18分43秒の動画、1998年版『ゴジラ』だ(上記リンク)。当然のことながら原語版のみ、日本語字幕などいっさい入らぬ。といいながらも、予想外の幸運を念じて〈字幕、出てこい!〉なんて思いながら見てたのも事実(笑)。
しかし面白かった。
ほんとは『ゴジラ2014』を、値段が高いと悪評なだけでなく、来年2月下旬まで待たなきゃならない苦痛が耐えられず、字幕がなくても北米版買うか、そんなことも考えてたので「予行演習」もかねてたのだ(笑)。
なんのことはなかった。見ているといっても16年も昔、ついこないだ見たばかりの『ゴジラ』と原語版鑑賞を仮定しても仮定のし具合にハンディがあるはずなのだが、これだけ楽しめたんだから御の字だ。
『ゴジラ1998』がまずかったのは、出てきた怪獣に「ゴジラ」という名前を付けたからなんだよね。目撃者の猟師さんだかが顔の一部を見まちがえて「ゴジラ」と証言したことが諸悪の根源、混乱の根っことなったのだ。
アレが別の怪獣ということなら、怪獣映画としては5つ星は無理だとしても4つ星ランクの傑作だと俺は声を大にして主張する。ラスト! ブルーレイ・パッケージのシーンも良かったが、ゴジラと人間(下画像はタクシーと)の追っかけ、「まだいる!」「うじゃうじゃ出てくる!」といった底知れぬ恐怖感がたまらん! そのせいなんだな、『ゴジラ2014』を見た人がラスト、「まだ出てくるんじゃないか」と期待して、裏切られて、文句いうもととなるのは(笑)。
ただ、1998年版でいらついたのは女性キャラ。ジャーナリスト役のマリア・ピティロって、ほかにどんな映画に出てるのかな。カップヌードルぶっかけたような頭して出てきて、あの当時はあんな髪型ばっか流行ってたのか? どの女もバカに見える。
最後に、過去、これまで、この映画をけなしてきたことを素直に詫びます。
m(_ _)m
映画の内容自体は悪くないどころか、傑作だよ。
いかんせん、題名が悪かった(笑)!