このタイトルの前半は、実は別のブログへの投稿で使おうと思ってた。
ひさしぶりに見た『スズメバチ』。といっても知らない人ばかりだろう。
アマゾンで検索しても、「イカリ消毒 スズメバチジェット」とか「都市のスズメバチ」とか、否、中にはさまれてあった(笑)「スズメバチ コレクターズ・エディションDVD」。とにかくマイナーな映画です。
2002年製作というから、俺が劇場で見て12年も経っているんだ。
「9・11」以後ハリウッド映画を忌避していた時期があり(笑)、その中で見たフレンチ・コネクション、じゃないフレンチ・ガン・アクションだ。「食らえ、12000発!」がコピーだが、といってハリウッド張りノー天気な活劇とは一線も、二線も違ってる。
当時としては高価だったんだろうパソコンを、ふんだんに積み込んだ輸送車ごと盗みにはいった窃盗団と、逮捕した大物マフィアの奪還に襲われた警察車両が逃げ込み、たまたまそこにいて「御難」となった倉庫番とが、三つどもえとなってマフィアを迎え撃つ。果たして「何人生き残れるか」が見どころのガン・アクションだ。
この監督、フローラン=エミリオ・シリさん、大の黒澤好き、『七人の侍』ファンとあって、主役にハリウッド版「七人—」である『荒野の七人』の曲の口笛を吹かせたり、立場が異なる情況——といのも、ふつうなら敵対する立場の者同士、よりおおきな敵を相手に共同戦線を張るシチュエーションは『七人の侍』以上の快挙だ。
ひさしぶりに見て、興奮しまくった。
映画の見方として、俺の場合一度見たら、おなじ映画を半年で忘れられる——というと強度のボケだが(笑)、俺がいう意味は最低半年あれば、概略は頭に刻み込まれてても、ほぼあらたな気持ちで鑑賞しなおせる、という意味だ。
したがって年間365本は要らないが、その半分の180何本あれば取っ替え引っ替え、毎日1本ずつ、死ぬまで映画を見つづけられるということだ。
アマゾンに送料共909円というのがあるぞ!
内容を紹介してるブログを探したが、これを褒めてる人は少ないようだ(笑)。
こんなのはどうだ。
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[お散歩シネマ 映画の世界へ出かけよう!!映画の数だけ、もっと世界は面白くなる! ]から『スズメバチ』