そしてさっき、思わず大声で叫んでしまった。
そのまえには、うっかり放送局に電話までするところであった。過去にはよく、そういうことをして多方面に迷惑をかける電話魔でもあった(笑)。
しかし、「TBS」でいくら検索してもダメだったものを、「そうか、毎日放送か」と気がつき、「毎日放送」+「黒澤明」とかけて出てきた!
とうとう出てきたのである。
バンザーイ!(笑・嬉)
過去にも書いてるが、俺が黒澤の『七人の侍』にはじめて出合ったのは、封切りの1954年は3歳にもなってないから出合えるはずもなく、映画の善し悪しが分かる頃はテレビしかなく、1968年か69年に見たTBSも「黒澤明アワー」としか憶えてなかった。
それも違った。
●発掘リンク●●
ウィキペディア『黒澤明シリーズ』
沸々とよみがえってきた記憶!
そうそう、8月ですよ、忘れもしない8月の夏休み。
俺がまえの年から入っていた新宿区戸山の国立身障センターでも休みがあったか独自に取れたかして、第2部(テレビ局独自の編成で、映画の前・後編の時間設定では1時間50分弱:1時間30分強と真っ二つにならない)25日には佐渡の実家で見てたからだ。
その年センターを退所、狛江の医療器会社社宅に住み込み、相部屋相方の留守の正月休みをいいことに、大晦日か正月の再放送を機に、なけなしの金をはたいて買った東芝オープンリールデッキに録音、繰り返し繰り返し20回以上音だけで楽しみ、これがため後にフジ録画分と合わせ「40回は見た」といわせる「上げ底表現」になったわけだ(笑)。
こうしてきょうも今日とて自分史を埋める楽しみにふけっているのである。