ネットでもそうだが、ある人や記事を追いかけていて、時に思いもかけぬ方向に流れて、全然別の話に着地することがある。
いましがた経験したような(笑)。
「広河隆一さん責任編集『デイズ・ジャパン』の最新9月号特集は……」と書きはじめて、記事筆者のプロフィールを調べていた時だ。
筆者は中田絵美さん。
そこで「えみむめもの中田絵美」検索で(笑)ブログにもいってみた。
●検索リンク●●
[えみむめものミラクル夢日記]から『Candle Juneさんのメッセージ』
政治的な発言をする人の場合、たいていは「3・11」の時、どういう立ち位置だったかブログ日記などで確かめるが、引用したリンクに登場するのは、当時たくさんいた善意の個人の一人のボランティアアクションの紹介と共感。「その延長にいまがあるのか!」とたいへん興味深いが、はて、4月4日の記述に見慣れた名があった。
記事タイトルは『孫社長どうもありがとう!!』だが、気になったのは別の名だ。
そこにはこうある。
[ユーストリームでのソフトバンク孫社長と原発設計者の後藤さん、田中さんによる対談、本当に素晴らしかった!(田原総一郎もいたけど途中で退場させられてた!)]
これを読んで関心を持たない人はないだろう(笑)。あの田原がなんで退場させられたのかおおいに気になる。
そこで「2011年4月 孫社長 後藤さん 田中さん 田原総一郎 退場」まで入れて検索した(笑)。
と、出てきた。
●グーグルリンク●●
[天上の青]から『4月4日 孫正義さん×後藤政志さん×田中三彦さん対談』
田原はやはり推進派だったんだな。
というか、去年4月の時点では誰もが「脱原発の行方」には不透明感をぬぐえず、村八分にされたり、推進派からの余禄を当てにして黙ってた。
「あんだけ被害をこうむったのだから、これからは誰でも“脱原発”に向かうのは必定」と考えてた俺は甘かったわけだ。その意味で早々と脱原発をアピールしたアイドル藤波心や、「脱原発ソング」を歌った制服向上委員会や脱原発に舵を切った赤旗は偉かった。
しかし……
[東電が送電を独占していることへの問題を孫さんが指摘すると、すかさず、田原が「それは違う」と言い出す。だんだん田原の本音が出て]……[そして退場](笑)。懲りない男だ。
今後、金曜デモや、10万人集会、議事堂包囲の人の数は、弾丸となってさまざまな「原発推進派」を撃つだろう。抗議の人の渦に恐怖しているのは野田佳彦はじめ、首相官邸と官邸周辺に巣くう奴らだけではないはずだぞ。