あいかわらずまじめな生活習慣に努め、きょうも7時に起きてるから(笑)リアルに、ホットにこの記事にお目にかかれたわけだが……
[福島第一原発事故をめぐり、国の事故調査・検証委員会(委員長・畑村洋太郎東京大名誉教授)は二十六日、多角的に事故原因を検証する中間報告を公表した。非常用ディーゼル発電機のほか配電盤も地下にあったため津波で水没し、全交流電源喪失を招いたと指摘。吉田昌郎(まさお)所長(当時)ら東京電力側が、原子炉に注水して冷やす非常用装置が稼働していると誤認して代わりの冷却手段の準備が遅れ、被害が拡大した可能性があると述べた。
東電や首相官邸内の情報伝達の混乱や津波への備えの甘さ、避難指示の遅れなど、「人災」の側面にも言及。原子炉の重要設備が地震で壊れた跡は確認できないとして、【地震が直接事故につながったとの見方は否定した】。](ウェブ東京新聞2011年12月27日07時01分付『原発事故 人災で拡大 運転員、非常冷却経験なし』より 強調カッコ【 】はホンマ)
こいつら頭がおかしくないのか??
3・11以来、原発関連の小説、それも10年、20年まえのを3冊読んだが、そのどれにも、生田直親(『原発 日本絶滅』)にも、田原総一朗(『原子力戦争』)にも、高村薫(『神の火』)にも福島原発はあぶない、しょっちゅうトラブってると出ているが、結論として「地震で原発が破れる」とは誰も書いてないのである。そら、そうだ。「地震で原発がやばかったら、日本に原発は不可」、日本は地震列島というだけで、滅びることを前提としないかぎり日本に原発をあてはめることはできず、それだけで議論は打ち切り、「日本の原発がもしや!?」というクエスチョンは最初から意味をなさなくなり、小説ネタにするのもアホなことになるからである。つまり、小説家どもは飯のタネに【原発の真実】を語らず、【原発の真実】にフタをしてきたことになる。
畑村洋太郎以下大バカ者どもよ。バカでも分かる真実を忘れてないか。
津波はひとりでに起きるものではないのだぞ!
それだけではない。
じつはいまも崩落による破滅的危機が疑われている4号建屋、あの傾きは何によって生じたものというつもりだ? 東大名誉教授さんよ。
画像は韓国映画から。
TSUTAYAの広告じゃないぞ(笑)。