●●オワコンリンク●[ざまあみやがれい!]から
『上杉隆「放射能と付き合っていく日本を作るための3つのお願い」冒頭意見、文字おこし(鳩山由紀夫前首相主催勉強会)(前半)』/
『同(後半)』
なるほどなあ。
ちょっとまえ、ネットゲリラが「福島原発ふくむ震災被害数百兆円で日本終わり」というようなエントリー立て、それはないだろうとリンクしなかったんだが、海外がその挙にでる動きがあるとは知らなかった。
そうきたか。
まあ、そうだろうな。海洋汚染は、この先計り知れないものね。それなのに、原発推進などといってる自民や民主のキチガイ。
小沢が鳩山と組んで、キチガイ前原の動きを封じて、代表選一本化(原発収束に向けての挙党体制!)に出たことの腑に落ちた(ウェブ東京26日0時46分『小沢、鳩山氏が一本化調整へ 民主代表選、前原氏けん制』)。そら、そうだ。あんな茶番を見過ごしたら、それこそ日本人は許しても、世界の目が民主党の原発戦犯を許さないだろうからな。
かくして、こんども日本人は日本人みずから、政府と東電の超法規原発犯罪を裁けず、外圧によってしか日本の政治を軌道修正することができなかったという醜態を演ずるわけか。
マスコミはこんな重大事を報ぜず、民主党総裁選の茶番と、国民の節電努力を揶揄し、ひたすら電力不足を煽って原発推進機運にもってこうという神をも恐れぬ亡国への誘導。
国民は、そんな垂れ流し報道を鵜呑みで福島を見棄て、福島の子どもを見殺し。もう、それだけで終わってるわ……。
最新、デイズ——もうデイズだけが、日本のジャーナリズムの一つ星の感ありだが、9月号は、俺としてはめずらしく動物もの以外は全部読み切ってしまうくらい、全編にわたって興味の的!
特集は『9・11から10年』(ああ、もう10年経ってしまったか!)なんだが、それに至るまえに……
フリージャーナリストで『原発で初めて写真取材に成功』ってんだが、事故後5か月になって、それまでただの1人の取材敢行が許されなかったという異常!
まあ、その東電や政府の隠蔽体質を助長してきたのが、当のメディアの原発に対する無知、ただびくびくするだけの腰抜けで、真実を伝える報道の使命をかなぐり捨てた結果なんだが、実名を伏せて語らねばならぬ決死の現場作業員の実情が、この国の原発災害の救いようのなさを如実にあらわしてる。
そして、『子どもを放射能から守るために』として、原発直近の自治体の取り組みをアンケートしている。その中で、三春町の取り組みが群を抜いてすぐれてる。政治の不在のなか、各自治体の力量如何で住民の安全が生きもすれば死にもする。まさに縮図だ。
それにしても、だ。
これまでみてきて、福島の悲劇の延長、子どもたちへの確実な体内被曝と、それを守るための闘い、それなくしてこの国の脱原発への道筋が語られることはないという現実に暗澹とする。
東北以西、原発を許した北海道含む日本人は、福島の犠牲のうえにどんな安全と安心を築けると思ってるのか。いや、冒頭の外圧により、その欺瞞と偽善とペテンは粉々に粉砕されようとしている。
それこそ、ざまあみやがれい!である。