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「俺の途中稿」というフォルダがあるんだが、そのなかに「昭和の大事件映画」と題するくくりがあるんだが、否、未完成原稿だ。いま現在はタイトルだけ箇条書きにしてある。それに付け足して、思いつくままのコメントにチャレンジしてみる。
『炎上』(1958)1630円(中古DVD 以下同) 市川 崑監督 ——金閣寺放火事件を題材に、市川雷蔵のどもりの主人公に対して、仲代達矢が小児マヒのビッコで出てくるが世情の人権感覚に比例してか、この頃の日本映画が描く障害者像にはいびつなものが多い。松山善三の『名もなく貧しく美しく』(1961)を筆頭に、メクラの妻と子を交通事故で失った山本圭が最期自殺する中村登監督の『二十一歳の父』(1964)なんか極め付けだ。 しかし、これなんか原作者(曾野綾子)の障害者観が歪んでんだろう。障害者とくれば「不幸の権化」にしないと気が済まない。障害者に何か恨みでもあるのか。そんなに不幸は重ならないって。別に神さま信じるわけじゃないが、それなりに勘定は合ってる。 『証人の椅子』(1965)VHSのみ 山本薩夫監督 ——徳島ラジオ商殺しは、奈良岡朋子が富士茂子さんを演じてるが、映画ではきっちりそれと表現してるわけでないのは、あまねく冤罪被害に対して普遍性をもたせているからだろう。俺はCSで録画したのを持ってるが、このような良心作がVHSビデオでしか見れない現状こそが日本映画の貧困だ。「リンゴをかじると血が出ませんか?」の福田豊士が真相究明に走りまわる! 『東京オリンピック』(1965)2500円 市川 崑監督 ——東京オリンピックの年は、郷里の新潟では国体も催された。それが6月で、国体終了と同時くらいに新潟地震に見舞われたのだった。10月のオリンピックは居候先(疎開先)の、新潟盲学校の寄宿舎のテレビで見ていた。そういう複雑な条件下だった。しかし俺ときた日にはスポーツ音痴。だが、市川崑の映画はスポーツなんかの狭い範疇を超えて、人間ドラマとしての熱い感動を沸き立たせてくれたのだった。 『日本の黒い夏—冤罪』(2000年)1980円 熊井 啓監督 ——熊井啓の映画化による松本サリン事件だが、犯人とされた主人公(寺尾聡)が冤罪と格闘する姿に自分がダブった。というのも俺自身、強制猥褻・強盗致傷容疑で、ガサ入れをくらったうえ、自宅で刑事から取り調べられた経験があるからだ。強姦現場にサイトからダウンロードした文章のコピーが残されたからだが、「こんなザマでどんな事件が起こせますか?」という理屈は、しかし麻原彰晃という実在の障害を持つ犯罪者の出たあとでは通らなかった。 『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』(1981)19800円(誤植ではありませんよ、って、こうなるまえにCSで録画しといて良かった)(安堵) 熊井 啓監督 ——映画は80年代だが、ドキュメンタリータッチを狙ってか白黒スタンダード。下山事件は松本清張も『日本の黒い霧』のなかで書いてるが、本作の原作はそれではなくて朝日新聞の矢田喜美雄記者の著書『謀殺・下山事件』。映画でも記者に扮した仲代達矢がぎょろ目をぎらぎらさせ、山本圭を引き連れて獅子奮迅の働きをする。本作も熊井啓監督だが、おなじ監督デビュー作『帝銀事件死刑囚』にも登場する、大滝秀治扮する「謎の男涸沢(からさわ)」の暗躍が不気味な存在感を発揮した。 『丑三つの村』(1983)1999円 田中 登監督 ——大量惨殺、津山30人殺しをあつかった本作DVDは残念ながら不在。これも松本清張が『ミステリーの系譜』で書いてる。『八つ墓村』『丑三つの村』と、おなじ事件をあつかった同名異曲がいくつかある。今は亡き古尾谷雅人の代表作としても有名だが、俺としては田中美佐子のエロさも特に強調したい(笑)。しかし何度も見たい作品ではなく、今後も見ることはないだろう。 『ひろしま』(1955)8000円 関川秀雄監督 ——原爆映画の金字塔であり古典であり白眉だ。若くして見た時は、それもテレビでだが、こんな映画をどこが放映したのだろう。見る見るといいつつ去年もとうとう見ることはなかったが、初めて見た時はその衝撃のあまりトラウマになってしまった。「二度と見たくない映画」の代名詞だった。しかし無数の御霊が海から蘇るラスト! あの意表を衝いた幕切れには唸った。 『沈まぬ太陽』(2009年)1197円 若松節朗監督 ——日航機御巣鷹山墜落事故。これはまったく痛切な思いに打たれる。見たいと思わないのは、30分かそれ以上の迷走飛行のなかの乗客の「死に対する恐怖」を想像したら、とても正視に耐えないからだが、むしろ映画はその遺族が「命の代償」としての保険金を受け取る話、と、つい矮小化してしまいかねない側面を持ってるからだ。その所帯臭さを超えた普遍を描き切れてないのだ。 『日本のいちばん長い日』(1967年)2100円 岡本喜八監督 ——「敗戦」か「戦争継続」か!? おなじ題材で去年、役所広司でリメイクされたが出来はどうだったのだろう。こっちは白黒シネマスコープの横長に、「戦争継続」を叫んで走りまわる黒沢年男以下青年将校?の狂気を描破し、二二六事件の変形焼き直しかと見まごうばかりの熱気に充満してた。岡本喜八監督は、これ一本で「日本近・現代史映画を撮った」代表監督といって過言でない。
by web_honta
| 2016-03-26 11:08
| 映画大好き!
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