金曜ロードショーがハリウッド版『ゴジラ』を「地上波初」放映して、もうすぐ一週間になる。
2時間3分の映画をコマーシャル抜いた1時間半くらいに押し込んだ「カット放映」だ。
画像の津波の場面はごっそりカットされてしまった。しかし、これに関してはすこし違った感想を持つことになる。市販のDVDを買って見たときは確かに映画『ゴジラ』を吹き替えで見ていたから『ゴジラ』には違いないのだが、日本の茶の間で放映された『ゴジラ』は、純粋日本人向けに「脚色」されてしかるべきものと判断したからだ。映画感やDVDと違って、日本で日本の放送媒体が送り出す映像であるからには、映画をそのままの放送では確かに東日本大震災の被害者当事者としては「ぐさり!」とくるものがあるはずだ。二次使用とはそういうことなのだ。
しかし、報道に二次は許されない。それは「印象操作」という虚偽工作だからだ。はっきりいって犯罪だ。
フジ=サンケイグループは、またまた安倍に追随し、戦争法案を堂々と擁護し、マスコミの権力監視と公共の福祉に期する報道の責務を放棄した。
この無様な印象操作と、醜悪なくそ袋の腐臭にヘドをもよおす!