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まえに、チリ・クーデターを描いた映画『サンチャゴに雨が降る』のことを書いたが、おなじ題材ながらそれとは違った角度からの作品を二つ紹介したい。
まずは『パワープレイ』!(マーティン・バーク監督、1978年イギリス作品、1979年日本公開) じつは当時初めて見た時に、本作の20分目くらいからの本場面に俺は息を呑まされたものだった。反体制運動に身を投じた女子大生が、秘密警察に逮捕されて拷問を受ける場面だが、その際の拷問が軍事政権が反体制派を弾圧するときの定番、電気拷問だからだ。 上半身裸にされた女子大生(犠牲者)はテーブルに縛りつけられ、両方の乳首に電極のプラスとマイナスに当たる電気コードの先を結び付けられ、そこへ電気を流される。この際の女子大生の悲鳴が半端じゃない凄さで(一時ネット動画で流されていたスペイン語バージョンでは緩和されていた)、それを観客として見ている俺自身、怖くて怖くて心臓が苦しくなるほどだった。いや、嘘じゃないんだよ。「SM好きのおまえなら興奮しただろう」と誰からもいわれそうだが、それが退けちゃうくらい怖い場面、ほんとうにそんな現場にいたらそうなるだろうと思えるほどにリアルだった。 下手な文章で書くよりリンクします。 ●リアルリンク●●映画『パワープレイ』に見る、軍事政権の定番拷問の恐怖! 後日記: 案の定、削除されたね(笑)。俺のサイトは監視されてるのかな。これは、と思うものを上げるとかならず削除される。 ダメ元で、もうひとつ上げてみよう。早めに保存しなよね。 ●こっちがホント●●電気拷問映画? 『パワープレイ』の《CIA逆鱗》シーン ちょっと説明要するね。「CIA」がなぜ「逆鱗」するかというと、動画のパターンは米軍とアメリカが、彼らの「箱庭」とする中南米で1970年代、80年代、数限りなくおこなってきた「蛮行」だからだ。 すでにいくつか削除されてますが、これだけ見せる(見る)、なんてのは悪趣味の権化なんだけど、まあ、SM好きの俺の嗜好ですらすくみ上がったくらいなんだから、「良心的な再現」といえるのではないかな。 もちろん、現実はこんなものではないでしょう。もっとえげつなく、もっと「直接的性拷問」であるはずだからです。 動画にはドナルド・プレザンスとデヴィッド・ヘミングスが映ってたけど、じつはここに『アラビアのロレンス』のピーター・オトゥールが、クーデターを指揮する戦車隊長役として加わるから凄い映画。 最初に「クーデター映画」といったけど、政治の力学、軍事の力学としてのクーデターの成り立ちが「これでもか」というくらいに描かれていて、それゆえネットで「クーデター映画の金字塔」とまで褒めそやされているくらいなのだ。 ただ、娯楽作には違いなく、その分、重さはない。 「重厚さ」「怖さ」を兼ね備えたクーデター映画としては『ミッシング』(コスタ・ガブラス監督、1982年アメリカ作品)にゆだねるしかないでしょう。 映画の冒頭、主演のジャック・レモンの語りで「この映画は実話である」といってるように、じつは本作は「チャールズ・ホーマン事件」が基になっている。1973年のチリ・クーデターでは何人かの「遠征」米市民が犠牲になってるが、チャールズ・ホーマンもその一人だった。社会主義政権アジェンデ大統領のチリに、アメリカからも何人かのボランティア青年が「支援」に行っていて政変に巻き込まれた。「すべての子にミルクを」を政策に掲げる左翼の政権に、アメリカに後押しされた右派は悪辣な妨害工作を仕掛けてたからね。それに加わる米系各国の経済攻勢だ。そのためチリは未曾有の危機に見舞われていた。共産圏のいくつかが心情的支援にまわったが、そんなのが役に立つはずもない。そしてアメリカは共産主義者の大統領など、いつまでも座視するに忍びず、地元の右派や軍にクーデターの「ゴー」サインを出すとともに、「アカの手先」としてボランティアに赴いた自国の若者をも政治の力学により抹殺してしまった。それがチャールズ・ホーマン事件の発端だ。 『ミッシング』の監督は『Z』や『戒厳令』など、国家犯罪を冷徹に描写することに長けた社会派コスタ・ガブラスだ。失踪した息子を嫁と一緒に探す父親役、ジャック・レモンが絶品だ! アマゾン評価では「『Z』ほどの切れはない」などと芳しくないが、とんでもない。カンヌ映画祭では大賞のグランプリを受賞してるし、「現実性を重視した直接話法」はより一般に向けた作風として俺なんかは評価してる。戒厳令下の異常さを描いたその怖さたるや、凡百の戦争映画がままごとにしか見えないほどだ。 いまなら中古で、本体1000円以下で買える。特押しの超必見作だ。 以下リンクはスペイン語吹き替えによる?『ミッシング』冒頭。 ●参考リンク●●「白馬」+「戒厳令」でヒットする映画『ミッシング』の超シーン! すごいなあー。これだけで独立したリンクなんだ。いかに有名なシーンか分かるね。 ちょっと説明するね。もう、この際だから全部解説しちゃおう。なんたって無類の『ミッシング』大好き人間だからね(笑)。 これは戒厳令下に失踪したチャールズ・ホーマンの妻、ベスがなんらかの事情で時間内に帰宅できなくなり、戒厳令に巻き込まれた夜の街で逃げ惑う場面だ。おなじように軍隊から追われる若者とすれ違うが、おそらく若者は反体制派で捕まれば尋問され、最悪拷問の挙げ句殺されるのは必至だから死にものぐるいで逃げまわってる。なんたって、左利きだったというだけで銃殺された、なんて冗談のような実話もあったくらいだからね。 しかし、この戒厳令下の描写の怖さったらないでしょ。監督コスタ・ガブラスのギリシャも長く軍事経験だったこともあるから、経験者による描写はきびしいわけだ。日本人には絶対撮れない場面だ。いや、『Z』にしても『戒厳令』にしてもいまの日本の監督になんか撮れるわけがない。第一、いまの日本に映画監督なんかいるのか?? 下画像は映画パンフからのトリミング。 息子の嫁のベス(シシー・スペイセク)と戒厳令下の混乱のなか、真相究明に奔走する父親(ジャック・レモン)の姿が胸に迫る! カンヌ・グランプリも納得の名演。80年代ポリティカルサスペンス最高傑作!!
by web_honta
| 2015-04-21 11:48
| 映画大好き!
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