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そのなかから10本選んだ。( )内は監督名と製作年だ(一部「月」まで)。 ここで黒澤明の『用心棒』(上画像 1961年)と『椿三十郎』(1962年1月)を付記するのは、2作共チャンバラ独特の「バサッ」、「ビシッ」という効果音を用いたエポックメイキングな作品だからだ。前者では、まだ(仇討ちと武士道を禁じた)アメリカ進駐軍の威光を気にする余り音も遠慮がちで小さかったが、後者ではその時期からも外れ、おおっぴらな「ビシッ」「バサッ」になってた。 工藤栄一監督といえば『十三人の刺客』(1963年)が代表作だが、俺のベストテンには『十一人の侍』(1967年)を入れたい。とうぜん、これも集団抗争時代劇で、海外版の直訳『ELEVEN SAMURAI』は、どうにも味気ない。 ただし、本作で暗殺の対象となるバカ殿・管貫太郎の好色冷血漢ぶりはハンパない。リメイク版の稲垣吾郎などメじゃない悪党ぶりだった。 こんなバカ殿の下では家臣も領民も不幸と、仙石隼人(夏八木勲)以下11人の勇士は(その中には大川栄子扮する女武芸者もいて)斉厚誅殺に向けて行動を開始する。 『仇討』(左 今井正監督、1964年)も国内では売っておらず海外版(北米版タイトル『REVENGE』)で買ったクチだが、こういう映画を見るたび、つくづく武士道社会の「冷酷」と「残酷」を実感する。 ささいなことから口論のあげく決闘、相手を殺してしまった軽輩の江崎新八(中村錦之助)。仇が仇を呼び、ついには藩内を巻き込み、公衆の面前での仇討ち試合に発展する。結果、新八の相手となるのは竹馬の友でもある奥野家の末弟辰之助(石立鉄男が若い!)。仇討ちが仇討ちを呼ぶ空しい連鎖を断ち切るべく、潔く辰之助に斬られる覚悟で、前夜刃引きした大刀で公開の場に赴く新八。だが、辰之助には助勢が6人! しかも周囲は「見世物」の寄席気分、話が違う! こちらは討たれる覚悟と、「助太刀は無用!」と、ひたすら無抵抗の身であることを絶叫してまわる新八に、無情に酷薄に襲いかかる白刃雨あられ。凄惨の極みだ。 『斬る』(左 岡本喜八監督、1968年)は、同名異工で三隅研次監督作もあるが、あっちはカラー、シネスコでわずか70分程度だが、こちらはモノクロ、シネスコだから、どんなに深刻な内容かと思いきや、この喜八版は「からっ」とユーモアにも富んでいた。 役目の上から親友を斬ることになり、武士を捨てた男(仲代達矢)と、反対に百姓の暮らしに嫌気が差して田畑を捨てて武士になりたい男(高橋悦史)、この二人が空っ風に乗って「ふらっ」と立ち寄った上州のさる藩。藩政改革に立ち上がった青年たちの企てに巻き込まれ、敵味方に分かれて戦うハメに。砦山に立てこもった決起の組長は、なんと『木枯し紋次郎』の中村敦夫だ。そして本作での紅一点は星由里子だ。 太刀使いの上手さで定評のある近衛十四郎主演の「柳生武芸帳シリーズ」は、『柳生武芸帳』(井沢雅彦監督、1961年)以下『十兵衛暗殺剣』まであるが、次に挙げる最終作9作目がなぜか別格扱いで、出来もいい。 『十兵衛暗殺剣』(左 倉田準二監督、1964年)は将軍家指南役の座をめぐる裏柳生との死闘だが、敵の頭目幕屋大久を演ずる大友柳太朗の存在感と怖さが半端じゃない! クライマックス、大久、十兵衛の1対1の死闘、血闘の迫力は、黒澤『椿三十郎』におけるラスト、仲代達矢の首血管ブチ斬り、水道管破裂の流血爆射シーンにも匹敵するとの語り草だ。 おなじ漢字2文字で「ヒット」と読ませた映画もあったが、本作はあくまで幕末、動乱の巷を舞台にした『暗殺』(右 篠田正浩監督、司馬遼太郎原作、1964年)で、稀代の策士・清河八郎(丹波哲郎)を、新選組に身を置く佐々木只三郎(木村功)が暗殺する話だ。坂本龍馬役佐田啓二の「特別出演」と、清河の妻役岩下志麻の、妙にエロく見えた石抱き刑が見どころか(笑)。 「座頭市」同様、テレビでシリーズ化もされた『三匹の侍』(五社英雄監督、1964年)だが、テレビ版にあって映画版にないキャラが橘一之進(加藤剛)であり、映画版にあってテレビ版にないキャラが柴左近(丹波哲郎)だった。桜京十郎役長門勇は両方にまたがって強烈な印象を残した。それが続篇もできた『いも侍・蟹右衛門』(松野宏軌監督、1964年)につながったのか。 五社英雄が生んだ人気シリーズでもある。1963年10月放映の「剣豪無宿」から「逆徒群狼」まで、26回つづいた第1シリーズはすべて漢字4文字タイトル。通算6シリーズの総合計は157話。元暴力団組員、安藤昇が出演した『新・三匹の侍』は数えない。 それまで忍者映画というと両手で印を結んだ「ドロン!」だったが、そんな変幻自在な漫画ではなく、特撮も映像マジックもないリアルな映画にしたのが市川雷蔵主演『忍びの者』(左 山本薩夫監督、1962年)だ。 1960年(昭和35年)11月から1962年(昭和37年)5月まで、赤旗日曜版に連載された村山知義作の歴史・時代小説を共産党監督の山本薩夫により映画化された。 『忍びの者』シリーズは全部で8作つくられ、山薩は『続・忍びの者』(1963)までの2本のみだったが、以後は田中徳三が4作目『忍びの者 霧隠才蔵』を担当、1963年の3作目『新・忍びの者』以後は、森一生と池広一夫のふたりが交代して監督してる。主演は一貫して市川雷蔵だ。 黒澤はというと『七人の侍』が代表作だが、それは別格として、ここでは『隠し砦の三悪人』(左 黒澤明監督、1958年)を挙げたい。 いまでは『スター・ウォーズ』の元ネタとしても有名だが、黒澤作品では神格化された『七人の侍』よりは気楽に見られるこっちをすすめる。上原美佐演ずる敗軍の美姫の脱出行を、千秋実・藤原釜足2人の小ずるい百姓のユーモアを適度にスパイス、三船敏郎の豪快な立ち回りと活劇で一気に見せる。それこそ2時間19分が「あっ」という間だ。 これも重厚な白黒作品だが、じつは『どん底』(1957年)までスタンダードサイズで通してきた黒澤明が、初めてシネマスコープのワイド画面に挑んだ作でもある。当時、無駄に広いシネスコ作品ばかりのなか、さすが黒澤はワイド画面いっぱいに大活劇をはじけさせた。 勝新太郎主演の「座頭市」映画は全部で26作つくられたが、天知茂が平手造酒を演じた『座頭市物語』(左 三隅研次監督、1962年)は坊主頭もまだ青々してて(映画は白黒だが)雰囲気も内容も暗く、城健三郎(若山富三郎)と兄弟対決(役柄でも兄弟!)する『続・座頭市物語』(森一生監督、1962年)も陰々滅々、『新・座頭市物語』(田中徳三監督、1963年)も当初は相手役坪内ミキ子までがビッコ役で、「カタワはカタワ同士」と坪内から言い寄る設定だったが、「スターで売り出すのに《汚れ役》とは何事!」と会社側立腹で見送られた(障害は汚れか!!)。 かくして「座頭市」が全盛期の明朗性を保つには4作目『座頭市兇状旅』(田中徳三監督、1963年)まで待たねばならない。 小林正樹監督も一般的代表作なら『切腹』か『上意討ち』になるのだろうが、俺的には『いのち・ぼうにふろう』(左 小林正樹監督、1971年)を推したい。 四方を堀で囲まれ、岡っ引き、同心ですら《島》と呼んで近づかない深川安楽亭。そこのオヤジの幾造(中村翫右衛門)に率いられ、得体の知れぬ無宿者ばかりがたむろしてるが、ひょんなことから愛する女を借金のカタで女郎屋に売り飛ばされた青年(山本圭)が駆け込み、この青年の未来を切り開くため、命を棒に振って女の身請けの金を、つまり大仕事に乗り出す。 文字どおり、荒くれ男ばかりのなかの紅一点! 安楽亭の一人娘、薄幸なおみつに扮した栗原小巻は、におうような若さと存在感の当時26歳。定七役仲代達矢も油の乗り切った40代間近だったが、相変わらずの「ぎょろ目」を光らせ獅子奮迅の大活躍を見せていた。
by web_honta
| 2014-11-01 10:09
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