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1本目を見たおととい、見終わって買い物に出たら夕方だった。が、 〈でも、さっきまで何してたのかなあ……〉 うーむ、と唸った。この「ど忘れ」にも呆れたが、これは一瞬ですんだからまだ良い。 それより〈なげぇー映画だったな〉〈200何分もあったな〉〈だから「特別完全版」なのか〉と、そこまで憶えているのに、〈さて、それが何という映画だったか〉皆目思い出せないのだ。 こういうことが最近よくあるのだ(泣)! ちなみに俺の年は、今年誕生日がきて62歳。呆けるには早すぎるだろ? 〈自身のボケを嘆くべきか、それともこの映画、そんなに影が薄かったのかな?〉 と。 しかし、だんだん思い出してきた。 真っ赤に染まる空の彼方に、点々と映える戦闘ヘリ群。ワーグナーの、あの名曲『ワルキューレ』BGMにして、機銃掃射とミサイル攻撃の雨あられ……ご存じコッポラ監督世界史的傑作の名シーンである。 『地獄の黙示録』(上画像)—— いい題名だなあ、と公開当時からうっとりしたものだが、日本版ポスターに曰く、 ——戦争は魅力的だ。そこには美と魅力があるに違いない。さもなければ人類はこんなにも始終戦争を繰り返しているはずはない。(フランシス・コッポラ) っていうんだが…… それって「神の視点」からいってんだろ?(怒) 地上で血みどろになって戦ってる兵士にしたらたまったものではない。しかし、ナパーム弾攻撃下の市民の火だるま地獄などは上の空で映画は延々つづくのだ。 この名作、1980年公開版とは別に2001年リバイバル公開時の、前篇・後篇に分けた全長3時間22分の特別完全版があり、そのNHK−BS(2005年放映)録画が残ってた。 それを経年劣化で見られなくなるまえに、と、おととい再保存するにあたって見なおしたわけだが、CSなんかと違い金をかけての放映だけに画質もおどろくほど良かった。 マーチン・シーン演ずるウィラードが軍上層部から得た極秘任務、それは勝手に軍を離脱し、ベトナムの奥地にみずからの「王国」を築いたといわれるカーツ大佐暗殺と王国の壊滅だったが、単身哨戒艇に乗り込んでメコン川を北上する道すがらの異常な出来事の全てがベトナム戦争の狂気そのものだった。 なかでも傑作なのはサーフィン狂ギルゴア。「ここの三角波は最高なんだ!」といって、波乗りのためだけに「ベトコンの前哨基地」と称してナパーム弾攻撃するきちがいぶりこそが最高だった。そういえば沖縄の海もサーフィンには絶好だというから、沖縄のアメ公とがっつりダブったぜ(笑)。 しかし、やはり、最近のベトナム戦争では特別な思い入れもからむ関係上、今回戦争映画特集はきのう見た『スターリングラード』(画像中)を皮切りとしよう。 ジャン・ジャック・アノー監督、しかしこれもハリウッド映画なのである。アマゾンのレビューに、公開当時の宣伝用惹句を引用してくれた人がいたので書く。 ——愛するターニャ。今日も僕は君のために、またひとり敵を撃つ。 そうだった。 このコピーに曰くように、映画は実在のソ連兵スナイパーを主人公に、独ソ戦を描いた戦争映画なのである。ただし、「製作国がアメリカ」なので「使われる言語は英語」というご愛敬は耳に蓋して聞かねばならないが、これにも名レビュアーがいた。 「吹き替え版にすりゃ、ソ連兵もドイツ兵も関係ないでしょ。」(笑) レビューを全部読んだおかげで(笑)、きのうは繰り返し2回見てしまったくらいだ。恋あり、戦争あり(冒頭20分を「あの名作『プライベート・ライアン』に迫る」、あるいは「『プライベート・ライアン』を完全にしのいだ」と好評)、またプロパガンダと利害がからんだ複雑な友情あり、そして後半はスナイパー対スナイパーの巧妙な駆け引きによるサスペンス、緊迫感と、2時間近く間断なく見せつけてくれる。 両作品に問題ありとすれば、両作品とも一方の雄が「不在」だからだ。 『地獄の黙示録』はベトナム戦争を題材にしながら、アメリカが戦争遂行中に殺した200万人ともいわれるベトナム人そのものが不在だからだ。ここに生きているのは米兵であり、アメリカ人であり、ベトナム人は殺されるだけの「記号」でしかないからだ。 一方の『スターリングラード』での旧ロシア人(当時ソ連人)の非人間性はなんとしたことだろう。 はじめの20分間は「『プライベート・ライアン』をしのぐ」と好評だったと書いた。スピルバーグ映画冒頭での激戦は、アメリカ兵対ドイツ兵の戦いだった。しかし、『スターリングラード』で演じられる激戦はそれだけではない。 招集され、荷物のようにボロ船や貨車で運ばれ(その間、ユンカースの空襲にもあって命からがら)、「銃は2人に1丁、銃を持たぬ者は走るだけ、そして相方が撃たれたら代わりに銃を拾って突っ込め」などと命じられて突っ込み、敵の猛反撃にひるんで後退すると、そこに味方である赤軍から重機関銃の掃射を受けて、無謀で絶望的な突撃を強いられるのである。進むも退くも地獄なのである。 のちに首相となる「フルシチョフ」も登場するが、彼はスターリンの使いとして、撤退した敗軍の将にピストルを渡し、「自決を強要する冷血漢」ぶりを発揮する。 昔、この映画を見たときは、「さすがアメリカ映画」と、その偏向ぶりに呆れながらも、「相手がソ連ならそれもありかな」と一片の真実とも受け取ったが、今年になっておなじ独ソ戦を韓国映画『マイ・ウェイ』で見てからすこし印象は変わった。 『マイ・ウェイ』で自殺突撃を強いられたのは、ソ連軍の捕虜となった元ナチの兵だったり、日本軍の兵隊だったり、つまりは囚人部隊だったわけだ。それが鬼畜日独なら死刑あつかいでもいたしかたなかろう。 それを同胞にしちゃったハリウッド製『スターリングラード』の歪曲——いや、むしろ悪意としか思えないが、何年ぶりかで見なおして唖然とするしかなかった。 というわけで、きょうもこれから戦争映画を1本見ようと思うが、「虫が知らせた」というのは以下リンク(笑)。 ●リンク●●「<あなたは勝つものとおもつてゐましたかと老いたる妻のさびしげにいふ>」と十岐善麿の反戦歌に因むウェブ東京新聞『筆洗』 そうなんだよね。 ネットのバカは「嫌韓」だの「嫌中」だのって、「徴兵制」になったら自分たちが真っ先に兵隊に取られるっての分かって煽ってんのかね。戦争したいのか? バカか! まあ、自民党に政権取らせた民だからな。 もういっぺん原発爆発したって懲りないだろう。二度原爆落とされて、その恐ろしさが分からないバカが大半みたいだからな。 ひさしぶりにバカ呼ばわりした。 させないでくれよ、俺だって好きで同胞の悪口なんかいいたくないよ。 右画像の3人の顔を見てくれ。真ん中が主役を演じるジュード・ロウ。その左の政治局員——「稀代の天才スナイパー!」とプロパガンダ記事で絶賛し、国民の士気を高める政治局員と、そんな記事を複雑な思いで受け留める記事元の主人公との屈折した友情も見どころだが、右の紅一点レイチェル・ワイズとの濃厚ロマンスも必見だ。というのも戦場でのまぐわい! 寝ている戦友のすぐとなりで下半身裸同士でくっつき合うんだが、戦争映画であんな生々しいラブ・シーンは見たことがない。「レイチェル・ワイズのお尻がエロい」との評判から、タイトルでグーグル画像検索すると「尻アップのキャプチャ」がヒットするが(笑)…… 「ハズレなし」と自信をもってオススメ! なお、画像下も『スターリングラード』から。 同志フルシチョフに賞賛される主人公ザイツェフ。その天才的な狙撃力は、戦意高揚をあおるプロパガンダとして利用されるのみ。政治の力学の非情性を一人の戦場スナイパーの孤独な戦いのなかに描く、正に「孤高の戦争映画」の傑作として語られるべき名画だ。
by web_honta
| 2013-04-29 15:25
| 映画大好き!
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