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スカパー!と縁がなくなってから、DVDで買ったソフトや、番組から録画したものを、もう何度も繰り返し見ている。「つまらん映画を何百本見るより、気に入った映画を何回も見るほうがよっぽど有意義だ」が俺の持論だが、それを忠実に守ってる。
3・11以降はドラマもつまらなくなった。良質の映画を何回も見るうち目が肥えたのか、以前にいいと思って見たドラマも、いま見るととたんに色あせて見えてしまうのだ。「窓際税務官」も「検事霞夕子」も食指が動かなくなった。 そう思ってきょう、ウェブの番組欄見てたら、「女タクシードライバー」の文字に気づいて「しまった!」と焦った。最初に気づいた時は「タクシードライバーの推理日誌」と見まちがえ、それなら原発吹聴乞食渡瀬恒彦だからと無視したのだ。だから録画予約を入れておかなかったが、まだ間に合う。 余貴美子って中国人なんだってな。 その彼女が春成衿子を演ずる『女タクシードライバーの事件日誌』は、TBSの月曜2時間枠でちょくちょく放映されるシリーズもので、これまでに5回放映され、今晩が6作目。 俺がどれほどこの作品が好きかといういえば、俺の小説に出てくる女刑事の愛車をミニクーパー(上画像)にしたくらいだ。というのも、その車がこのドラマの主人公の愛車でもあり(笑)……おおっ! なんと! 近藤正臣、蛍雪次郎、阿知波悟美のほか、なつかしや! りりィまでが出るじゃないか。これは楽しみだ。 いいドラマであるかないかのバロメーターは出演者の顔ぶれにもよる。いい役者はバカな作品には出ない。言い換えればバカな作品に出る役者はダメ役者ということになる。演技だけできればいいというものではない。 さて、そんなんはともかく、きょうの回のキャッチコピーは「スカイツリーは見ていた……殺された衿子の乗客は夫の元部下!? 夫の死の真相は? シリーズ最大の謎が今夜明らかに」ってんだが……(笑)主人公衿子は早くに夫を亡くし、それが「自殺なんかじゃない!」「夫はそんな柔な人間ではない!」と、毎回、夫役・田中健が死体となって出演(笑)、「いつか真相が!?」と気を持たせる展開だが、惹句を見るとこんどこそ明らかにされるということだろうか……!? 社会の吹きだまりったら失礼だが、いろいろ屈折した人生を送った人々が、その延長でタクシー運転手という職業に落ち着くわけだが、だから同僚にはさまざまな過去を持つ人がいるわけだが、その辺はかなりさらりと、ステレオタイプだが、それより衿子が乗せるお客の人生模様をじっくり見せる。 俺がライブラリーとしてこれまで録画保存してあるのが2回分。それぞれ3回以上は繰り返し見ているから傑作度はたしかだ。 第3作『届かなかった手紙』は、昔、犯罪者として家を棄てた男が、嫁ぐ娘に注ぐ愛のため、ふたたび大罪を犯す話。その男が謎の死を遂げ、その真相を追う途中で、いっしょになろうとする若い男女が数奇ななれそめを持つという驚きの事実。2人はその茨を乗り越えて幸せになれるのだろうか。再生を誓った2人の逢瀬に、生前書き残した男の手紙がラジオから読まれる。その場面を用意したのがほかならぬ衿子だったが……ラストをいろどるリクエスト曲、山口百恵の『秋桜』の熱唱がビルの谷間を縫って走るタクシーの後ろ姿、夕景に滲むテールランプの明かりとハマって最高のエンディングだった。大杉漣の演技も良かったが、『秋桜』の曲も好きになっぞ! また、第5作『車載カメラは見た!』は、往年の関根恵子こと高橋恵子が衿子のクラスメートの長谷川亜弓として好演、娘役と丁々発止の演技合戦の火花をも散らす。いまは一流企業の女性オーナーとして、押しも押されもせぬ企業人でもある亜弓は、しかし、それゆえ娘との距離も遠くなり、娘の反発を招く。その心の寂しさを、子どものいない衿子が親身になっていやす。そのやるせない思いやりが暖かいというより泣かせる。結果、両方から「子育てごっこかよ」「子どもを持たないあなたにはしょせん分からない」といわせて傷つくことにもなる。それが哀しいのだ。 画像は第5作から。相手役・益岡徹もかつては衿子のクラスメートだったが、下画像にした同窓会場面が絶品だった。誰もがどことなくくたびれていて、それでいて我が子に託す気持ちが健気というよりは痛々しく、「人生してるなー」という雰囲気たっぷりで、どこか身につまされて切ないくらいだった。 やはりドラマだって映画だって、荒唐無稽な嘘八百よりはリアルでなきゃ、人間が生きてなけりゃダメですよ!
by web_honta
| 2012-01-16 15:47
| 全曜サスペンス
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