なつかしいねー、この写真。っていうか、俺んちの近所(笑)!
歩いて1分もかからぬ最寄り駅ではないか。ただし、車イス用エレベーターのある口はこれのはす向かい側だ。
バリアフリー大江戸線。
きょう開通しました。平成12年(2000年)12月12日だから11周年。
なぜ「12」がこんなに付くか(そんなん開通を取り仕切った奴のこだわりだが、フランス人か!)(笑)、大江戸線は正式名・都営地下鉄「環状」12号線といって12に縁がある。ただし、「環状線でないのに環状とはなんだ!」と、感情的なことの好きなどなたかの突っ込みに恐れをなしたか、いまネットに出まわってる名称で「環状」とは付いていない(笑)。
毎年この日拙ブログでも、「ありがとう大江戸線」といって敬意を表するのも、大江戸線の有難味! 20代で小田急と喧嘩し、以来車イスの公共交通機関への一人乗りを求め、かつ実践してきた俺への、神様からの贈り物にも思えたことによる。
その昔は、トンテンカン、トンテンカンとこの春日通りを上野まで、来る日も来る日も工事の槌音が夜になっても響き、「うるさいなあ」「どうせ俺には縁のないものなのになあ」と迷惑なだけの存在だった。
それがまさか歩いて1、2分の目と鼻の先にバリアフリー駅としてできるなんて、夢のようだった。いや、夢と思えたのはあとの話で、じっさい使ってみるまでは怖かった。
というのも、全駅ともホームには通勤時間帯の一部を除き駅員皆無。車イスであれ盲人であれ、落ちても自己責任だからだ。「ぜったい死人でるぞ!」と自信をもって思ったが、これまで自殺者以外の死人が出たという話は聞いたことがない。
あ、死ぬとしたら俺か、というくらい俺はドジだからな(笑)。
まあ、大江戸線については、お気に入りにも入れてあるからそこで読んで欲しいが、まったく車イスが公然と公共交通機関から排除されてた時代がついこないだまでのことだってんだから、まさに隔世の感ありだ。
ホームドア方式というのは南北線を思わせて窮屈だが、といって南北線はホームから電車までの段差が高く、自由に乗せてもらいたいといって自由に乗られないからしかたないが、その点、大江戸線はもともとバリアフリーなんだから、ホームドアになったからにはそれまでの不安が解消されてホームに落ちる心配などまったくなくなるのだから、こんどこそ名実ともに世界一のバリアフリー公共交通機関になることまちがいなしです(嬉)。
●●関連リンク2●[たわたわのページ]から、案の定!独裁者石原が登場(笑)
「大江戸線名」由来の顛末『ゆめもぐら・都営大江戸線1』(画像は上が南北線、下が大江戸線)
*ブログ主註:
『ゆめもぐら—』6ページ記事への補足
「E13、森下(もりした)Morishita」のエレベーターまえ、筆者は「意味不明のパイプ」と書いている。
バカ者! 意味は大あり名古屋の金のしゃちほこだ!!
駅の構造上、エレベーターの出口がホームに面してつくられてしまった。おまけにこの駅はホームもせまい。車いすがまちがって飛び出した際に事故らないよう、緊急のブロックにパイプを立てているのである。
健康だと気がつかないのだなあ。
といって、いつまでも健康でいられると思うなよ。
●感動のモノローグ●●アーカイブホンマタイムスより
『大江戸線車イス漫歩・前文』(嬉)!