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こないだもDVDをひもといた。 タイトルのあと、コルレオーネ家のドンの威光を借りて、依頼を乞いにくる人と、ヴィト(マーロン・ブランド)とのやりとり、一転、場面は娘コニー(タリア・シャイア)の結婚式を借りて、そこに居並ぶ人々のスケッチをとおして登場人物のキャラを紹介、子供心に読んだ世界文学全集に照らせば、別刷り「登場人物」のようなものだ。これをきちっと頭に入れておけば、あとの本編はすらすらと筋を追うことができる。 このアイデアを最初に使った映画監督が黒澤明で、その映画が『悪い奴ほどよく眠る』で、事実コッポラはその映画の“オープニング”結婚式場面になぞらえて、この『ゴッドファーザー』冒頭場面を設定したのである。 今回、あらためて見なおし、「それにしても長いな」(ただし、だれるということではない)と感じて、とっさに「もしや!?」と直感したことがある。これについては誰も触れてないようなので俺だけの発見(笑)。 その「発見」とはオープニングの「時間」のことである。 黒澤『悪い奴ほどよく眠る』のオープニング20分÷151分(同全体時間)=13・2パーセント。かたやコッポラ『ゴッドファーザー』のオープニング26分÷175分(同全体時間)=14・8パーセントだから、せっかく目をつけたものの…… うーん、惜しい! 「合わせようとしたが無理だったか」 と俺。 わがヘルパーも黒澤大好き人間だが、「そうかなあ」と懐疑的であった(笑)。 たしかに。で、俺は負け惜しみにいったものだ。 「ま、巨匠といわれるほどの監督がおなじ設定をとったら、誰でもそれくらいの時間配分率になるということだな」と。 『ゴッドファーザー』を心して見るとき、これぞアメリカという思いを強くする。 マフィアの抗争に家族の情愛をかかさね、一見ホームドラマのなかにもリアルな暴力がからまされ、その緊迫感と喪失感は他のマフィアもの、ギャング映画などの追随をゆるさず、あまねく暴力映画を凌駕してやまない。 陰謀と裏切りの果てに対立組織を壊滅、一時、家族の平安と平和を維持するものの、新たな抗争の火種によりふたたび戦争、それに妻も子も巻き込まれて傷つき、ちりぢり。あげく、すべて崩壊。じつに象徴的ではないか。壮大なる破壊と終末の絵巻といえる。 本作は全3作にして完結する大河ドラマでもあるが、全体を通してアル・パチーノ演ずるマイケル・コルレオーネの成長記(修羅の記録)になってるものの、第一部の本作はほとんど全編にわたって主役はマーロン・ブランドである。 マーロン・ブランド。法外なギャラでも有名な古くからのハリウッド・スター。 デビュー作は朝鮮戦争に服役して傷痍軍人となった男を主人公にした『男たち』(1950年、フレッド・ジンネマン監督)で、日本で障害者映画といえば嘘っぽい存在感のものばかりのなか、車イスのスラローム(前輪上げして走行)する演技をみずからこなしていたように思う。 『ゴッドファーザー』とおなじ年に『ラストタンゴ・イン・パリ』なんて社会派ポルノ(?)に出ていたのもおどろきだが、人種差別に対しては真っ向攻撃的スタンスで、『ゴッドファーザー』で受賞したアカデミー主演男優賞を、「ハリウッドにおけるインディアンをはじめとした少数民族に対する人種差別への抗議」を理由に拒否した。 [それまでアメリカの西部劇映画では、白人俳優の演じる史実に即していない外見・風習をしたインディアンが悪役として登場することが多く、誤ったインディアンのイメージを広めてきた。しかし上記のアカデミー賞授賞式における抗議行動を境に、アメリカの映画界がステレオタイプなインディアンを映画に登場させることはほぼ無くなり、西部劇の映画製作自体が下火になった。](ウィキペディアより) ジョニー・デップが監督、主演した映画に『ブレイブ』(1997年)というのがある。主人公は貧しいインディアンの出で、家族に楽をさせるため、スナッフムービー(実際の拷問殺人を記録する、マニア向け映画)の生け贄として殺される役だ。映画は、契約をして大金を得たデップが、家族と束の間の幸せを得て、最後は殺されるためにシャッターの向こうに消えていく場面で終わるが、この主人公に「殺され方が残酷なほど、黄泉の国では幸せになれる」と、偽善的なセリフを吐いて引導をわたす車イスの男の役がマーロン・ブランドだった。 デップ自身インディアンの血を引く白人で、彼自身社会運動には積極的で、そのことをもってしても、『ブレイブ』は興味本位な鬼畜残酷映画であるはずがないが、ブランドもまたノー・ギャラで出演したほどの入れ込みようだったのだ。ウィキペディアには、ブランドが法外なギャラの一部をインディアンの運動に寄付したという事例も載ってる。 思想性も社会性もゼロ。そのくせ原発やアリナミンや元手ゼロに等しい(ただし宣伝費は莫大な)化粧品CMなどにほいほい出て媚びを売る日本のバカ役者とはおおちがいだ。 おい、おまえのことでもあるんだからな、クソ役所広司!
by web_honta
| 2011-10-08 01:17
| 映画大好き!
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