スーパーに行く途中の一軒の塀に、共産党のポスターが貼ってあるのだが、こないだまで貼ってあった「安全優先の原子力行政に転換を」のポスターが、いよいよ脱原発を明確にする(画像にある)ポスターに貼り変わっていておおいに納得した。
それはともかく……
ハードボイルド、エンターティナー西村寿行にハマってた時期があってね(恥)。
まあ、笑うな。エッチなうえに、たぶんにSM要素もあって、俺のような鬼畜趣味(残酷美の追究といってくれ!)の者の琴線に触れるところがあるのだが……
何の小説だったか忘れたが、主人公が立ち寄った異様な雰囲気の「呪われた村」。村人が全部、暗示にかけられたかマインドコントロールで腑抜けにされたか、その集団に襲われる恐怖を描いていたが……
——中国電力が上関原発建設計画を進める山口県上関町で25日、任期満了に伴う町長選が投開票され、計画推進派の現職柏原重海氏(62)が反対派市民団体代表の新人山戸貞夫氏(61)を破り、大差で3選した。投票率は過去最低の87・55%。(ウェブ東京新聞25日)
原発誘致の交付金目当ての選挙結果だろうが、バカな話だ。
と、思った。一報を見た瞬間には。
ところがこれが、西村寿行の「呪われた村」ばりの、というか、マジリアルの現実に即せば、九電ヤラセを大規模にした「ヤラセ移住」の結果のようだ。
原発オススメ[原発・御用学者ウィキ]の記述によると……
[山口県・上関町長選挙、原発推進派が当選した理由:
1.1970年以降、毎年100人以上の住民が転出し、人口は30年前(1980年)の半分になった。
原発反対の声を上げると推進派から嫌がらせを受けるため、反対派の住民が転出していった経緯がある。自ずと推進派だけが町に残る仕組み。
2.2007年10月の推計では、65歳以上人口が48.8%、15歳未満人口は6.0%。
超高齢社会のジジババの多くは、未だに騙され続け、「原発が動き出す=交付金で地域が潤う」「原発はクリーンなエネルギー」と本気で思っている。]
というんだから……(呆!)