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[暑いですね〜。私の住んでる所は比較的涼しい所のはずですが……(笑)。 誰かが、「人間てのは贅沢を覚えると、どんどんそれを追う」と言いましたが、全くその通りだとは思いません?(中略) まぁ、こんな夏ですので、気休めと言うのはなんですが、お勧めの映画として、私の大好きなアル・パチーノとロバート・デ・ニーロ共演の『HEAT』とラッセル・クロウ主演の『L.A.コンフィデンシャル』をお勧めします。 (ご覧になった事があるかもしれませんが……)私はこういう映画を見ながら夏を過ごそうかと思います。](national at 2011-08-10 17:06) じつは「中略」も、いまの時期大事な内容を含んでいたのですが、もう、政治の話はやめましょ。うざい、あつい、くさい、ことばかりで余計不快になります。 で、暑い話(はじめからこんな話じゃ、すこしも快適じゃないですね)(笑)。 きょうはnationalさんとこも、ふだんよりはムゴかったんじゃないですか? 日本列島軒並み、午前中の段階で35度とかいうんだから、そら「36度」が付くわけだ。 しかし、東京の36度予報はほんとかね? いつも、34度だ予想して、翌日、お気に入り気象庁ホームページ「過去の天気」で追って見ると32度とか、いっても33度。心配するほどじゃないのかも。 といって31度が平均の真夏だから、それで慣れてる身体は3度も4度も高くなったらたいへんだ。 「楽すると苦しい元にもどれない」というのは、まったくそのとおりだと思います。それを大宅映子みたいに、「豊かさ」などといわれるから反発をしたくなる。 みんなそんなもののために、原発を許してるのだとしたら、やはりキチガイだ。 俺は、こうしてる間にも小出先生のことを考えてるんだ。電気も点けず、パソコンの明かりだけの暗い研究室。日が沈み、暗くなると寝て、夜明けに合わせて起きるという。 俺はそんな仙人みたいな(笑)生活はできないけど、せめてその足下にでも近づきたいと本照明は6時過ぎるまで点けない。 窓は、西向きが1間の半分、風呂場の北向き中窓が下からの開閉式で全開、パソコンまえの北向き中窓が半分。風呂場以外は、去年ならもっと開けていたけど、閉めるめんどう臭さの解消にいまの状態に。 扇風機は首振りで点けてます。 クーラーはもちろん停止(笑)。 寝るまでこの状態。 で、寝る時は窓は閉めるから、きのうのように深夜、明け方でも28度という熱帯夜はたまらないけど、動き出す時間のつらさをすこしでも減らすため夜はがまんする。 がまんったって裸なら眠れるから、「無理」にはならない。 というのが我が家の夏です。 『ヒート』は映画館で見ました。 浅草中映劇場って(ほんっとに!)3本立て古い映画館なんだけど(笑)、『ユージュアル・サスペクツ』のエンディングで幕を上げたので頭にきた! 信じられる? ああ、凄い映画だったな。で、どういう経緯であのどんでん返しになったんだっけ、と反芻しようとしている時に、いきなりに照明が点いて終わりだもんね。バカかと思った。浅草は文化果つるところだと呪いまくった。 ところがつぎが『ヒート』だから、これもやるかと思って身がまえてたら(笑)、これは延々、最後までエンディングまで見せてくれた。って、あの映画、3時間近くもの映画なんだよ。 ナンダカナー、な思いだった。 結局、その日のタイムスケジュールで、3本立て組んだら、30分か40分足りなくて、その帳尻合わせに1本だけそういうことになったんだろう。 浅草の興業にくわしい人に聞いたんだが、戦前とか戦後のお正月興行では、フィルム缶の中抜きなんかしょっちゅうだったらしい。 いまみたいなデジタルフィルムじゃない時代、10分くらいのフィルムを映写技師の職人技で、つぎつぎと繋いでいって映画1本が上映された。 古い映画見てみ、10分おきくらいに画面の上右端にパンチの痕がでるから。映写技師はあれを目安につぎの巻へのフィルム送りをする。1つ目パンチで「用意!」、2つ目パンチで「スタート!」。 ちなみに、テレビでフィルムを使った映画やドラマの場合、タイトルロゴとか事前に出さなくても、「もうすぐコマーシャルが始まるぞ」と分かる場面がある。 なんだと思います? フィルムがだんだん汚れてくるんですよ。 傷点がだんだん広がってきて、それが最大限になって、お、この辺だぞと思ってる時に耳を澄ましててみ。コマーシャルもそうだが、なぜか繋ぎ目1秒弱、無音になるんです。 傷を見落とせず、無音を聞き漏らせなければピンポイントでCM抜き録画できます。なんでそんなことする必要あるかって? 昔は一度ポーズが解除されたら、それだけでムゴい繋ぎ目がでちゃったんです。 とまあ、よけいな知識ひけらかしたため、本題がどっかいっちゃったが、そういうわけで、1本の映画は何本ものフィルム缶の連続によって成り立つわけで、浅草の正月興行のばあい、フィルム缶を1本、2本と抜くことによってスケジュール調整したっていうんだから、いい加減なもんだ。 「それでストーリーがめちゃくちゃにならないんですか?」 「粗製濫造の時代だからね。似たようなストーリーばかりだから、そのどれか一つの辻褄が合わなくったって、ほかで見た記憶でけっこう辻褄が合っちゃうんだよ」 そういう時代だったんだね(笑)。 『L.A.コンフィデンシャル』はヘルパーも勧めてたので、こんど上野のツタヤにでもいって借ります。 スカパー!が見られなくなってね(泣!)。 うちの賃貸、ベランダのない11階建てマンションで、10階にいたときは問題なかったんだけど、5階に移って11階の屋上から外を経由したアンテナ、風で揺れたりして切れて、1年くらいしか保たなかった。 ま、ほんとに録画したい作品なんて月に1本あるかないか状態だったから、これからはユーチューブとかレンタルで確認、それから買うことにしたっておなじこと。 そんなわけですので、nationalさんも、なにか良さそうなの、これからも教えてください。 m(_ _)m ●●小出先生リンク●[ざまあみやがれい!]から『8月10日 小出裕章氏と現役学生・原子力工学科の対話(たね蒔きジャーナル・書き起こし)』 おい、ヤマダ君。若者よ。戦えよ。 な。軍事政権じゃなし、KGBやKCIAが暗躍するわけじゃなし、戦前の特高警察が強権を発動する恐怖国家であるわけじゃなし、どんなに過激な「脱原発」を叫んでもネットで捕まった者はいないし、「勝俣死ね」「石原死ね」といったからって捕まった者がでたわけじゃない。 戦えよ。 映画館で、スクリーンの中の世界で満足して、映画脳の中だけで溜飲下げててどうすんだ。 戦え、若者。たった一度の人生、就職だ、安穏だ、平穏無事がすべてだなんて、若者の特権、沽券が泣くというものだぞ! それで日本の子どもたちに、どのツラ見せて向き合えるんだ。 ●●ひっぺがしリンク-1●[たかしズム]から『武田邦彦の処世術その2 私は「転向」したのか?・・・科学者の信念』 ●●ひっぺがしリンク-2●[たかしズム]から『武田邦彦の処世術その3 これから先の話(1) 原発のない時の電気』
by web_honta
| 2011-08-11 13:39
| 映画大好き!
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