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日本人というのは、もはやどうしようもないなあ。
テレビ局がつくった『踊る大捜査線』という映画ともいえない映画もどきが、大ヒットしてたんだそうだ。すくなくとも、「1」「2」までは興収上位だそうだ。それで、芸能マスコミも「日本映画に元気がでてきた」。 スカパー!で「1」「2」をやったので、しかたなく見た。 『靖国』でも『ザ・コーヴ』でも、見ないでは批判できないそうだ。それで石原特攻隊映画『俺は、君のため……』ああ、文字にするのもキモい映画、金払ってみたが予想どおりくだらなかった。 『踊る』もそうだった。 「1」はガマンして全部見た。小泉キョンキョンのサイコ犯は、なんで出てくる必要あったのと首かしげ、最後はネットオタクが群れての犯罪だったという。 なんかショボイね。 これ書いた君塚良一という脚本家、黒澤の『天国と地獄』を絶賛して名解説してたけど、あなたが彼の映画から受け継いだのはパロディーだけだったのか。 つづく「2」は、犯行現場に残されたのは洋ナシだから用なし、つまり社会から爪弾きされた用なし人間、リストラがからんだ犯罪、らしい。 さすがにこの時点で見る気が失せ、ほとんどあとはどこかのブログに書かれたあらすじ読んで判断した。洋ナシなんて、いうか。SM鬼畜の世界じゃ、魔女のクサビだがね。 俺はたけしの『座頭市』すら、批判しようと思って見に行って、見た後には褒めたというように、ために批判はしない。それだのに『踊る』に乗れないのは、そもそも話自体リアルじゃないからだ。 2チャンネラーに犯罪する度胸があると思うか。リストラされて犯罪に走るくらいの根性があれば、犯罪冒すまえに乗り切ってるよ。第一、そんな事例がどこにある? なんでこうなるかな。 ほかに描かねばならないことがいくらでもあるだろう。 自分の足下の地平が、世界につながっているということが認識できないから、こういう安直で軽い話しかできないのだ。 主演の織田裕二は、「テレビでできないことを映画でやってる」という。その実、できた映画はテレビそのものだ。プロデューサー亀山千広はもっと分かりやすい。「テレビとおなじ」と言い、「ぼく達はビジネスしてるんです」と言い切った。 はあ? しかしそれで分かったことがある。 阪本順二の『闇の子供たち』が、なぜ社会派になりえなかったか。『最期の座頭市』を、よくもまあ香取慎吾を使って学芸会にしたかを。 いやいや、あれは映画ではないです、たぶん(笑い)。いくら仲代達矢で脇を固めたとしても、たった2分かそこらの予告篇ですら恥ずかしくて見てられなかったもん。 スカパー!で阪本、インタビュー受けてさ、「この映画の監督をお受けになった時、何をお思いになりましたか」だってさ。それ見ていて、 「それじゃダメだわ」 俺は思ったわけさ。 おい。創作というのはよ、作りたくて作りたくてしかたがない、発信したくて発信したくてどうしようもない、そういう気持ちから発するものじゃないのか。 しかし『座頭市』。コケたらしくて良かったわ。 テレビ局がよ、テレビの物差ししかもってないならよ、映画なんか作るなってえの。誰か言ってたよ。「観客も映画もそうして劣化していく」んだって。 角川とフジテレビが、営利(ビジネス)目当てに日本映画をむしばんできたんだよな。 『ゲゲゲの女房』贔屓で、ドラマを見ているだけではもの足りず、口コミブログ、個人ブログの2つに毎日通い、前者は“Z”名で投稿しているくらい。 ドラマは現時点、水木しげるの戦争体験を、水木戦記漫画の珠玉といわれる『総員玉砕せよ!』執筆にからめての描破部分だが、先に紹介した後者個人ブログに幻滅した。 そこにはこうあった。 「今日もまた、なんともシリアスな話……申し訳ないが、ここらへんは早く過ぎてほしい気が」。 なぜだろう。戦友のほとんどを奪われ、だいじな自身の片腕まで奪われた水木しげるから「戦争」を抜けるのか。このブログ主は、夫も子もある女性ということだが……なんだか哀しい。 観客の劣化というのはここまで進んでいるのか。 そんな中でも…… ——今月スカパー!で『夕凪の街 桜の国』と『父と暮せば』という2つの映画を見て、原爆は“落ちた”のではなく“落とされた”のだと強く再確認しました。 そして、これは誰もいわないことだが、原爆被爆というのは他のどの戦争被爆ともちがって、たとえ生き残っても、日々生命をむしばまれ、いつ原爆症が発症するかと脅えながら暮す、いわば拷問殺人に等しいということ。 (新旧イラク戦争での劣化ウラン弾でもいえることですね。なんともはや、これもアメリカが張本人だが) 2作品とも原爆の罪過を静かに告発する映画で、『父と暮せば』は韓国でも絶賛されているそうです。ただし、彼の国では絶賛しておきながら、「しかし原爆やむなし」というカッコがかならず付くのだそうです。 悲しいよね。さきの拷問殺人という性格を合わせて考えれば、とてもじゃないが「原爆やむなし」とはいえない。宮沢りえや麻生久美子、田中麗奈を身内や親しい者とダブらせれば、口が裂けてもいえない。どんな理由であれいえる奴を信じない。 だが、ほんとに口惜しいのはそんなことじゃない。 韓国人や他のアジア人、白人どもが何を思ったっていい。 情けないの日本人だよ! 過去の罪は詫びたというがね、せっかくの謝罪の気持ちを「日韓併合は正しい」とか「南京虐殺は虚構だ」とか「従軍慰安婦はいなかった」などとほざいて帳消し、もしくはひどく後戻りさせてきたのは誰かね。政治家だけじゃないだろう。 そのため、広島や長崎や沖縄の犠牲者たちは、ずっとこれまで堂々とその被害を口にできずにきたんじゃないか。 わたしにいわせれば、謝罪を後戻りさせている人々こそが売国奴であり、アメリカの罪業を免責させてきた賊徒であり、犠牲者の悲しみを逆なでしてきた人非人だよ。 おまえら、アメリカの手先だろう。そんなにアメリカがいいのか。だったら日本から出て行けよ。反日め! というコメントを、ちょっとまえに、お薦めサイト、たかしズムでしたばかりだ。 追加コメント−1: 画像上・『夕凪の街 桜の国』。じつは、あと半分「桜の国」のほう、もったいなくてまだ見てないのです。 画像下・「おとったん、ありがとありました」のラストカットも思いだせば泣けてきます!……必見『父と暮せば』! 追加コメント−2: 『父と暮せば』のDVD(バンダイビジュアル)には英語字幕が付いてるけど、『夕凪の街 桜の国』のDVD(東北新社)には英語字幕は付いてない。「原爆を後世や世界に伝えようという志はないのか」「それだから日本映画はダメなんだ」と怒ろうと思ったが…… これって、原作が漫画(こうの史代)なんだよね。 俺っていままで漫画をバカにしてきたけど(罪はバカ宰相麻生にあり!)、『ゲゲ』を見てから認識を変えました。 で、漫画版『夕凪の街 桜の国』だけど、これには英語版があって——つまり海外では翻訳されてでているみたいだ。ついでにアマゾンレビュー見たら日本版には290件のレビューが付いていた。これって『キル・ビル』の190件をはるかに追い抜いたということだから嬉しい! あっちは突っ込みも半分くらいあったけどな(笑い)。 でもって、文化果つる我が台東区(笑い)——同じ先からいる台東区民に「出ていけ」と怒鳴られるかも知れないが(笑い)——の図書館にもあった! 貸出可能とあった! 嬉しい! このつぎ借りよう! 追加コメント−3: 漫画版『夕凪の街 桜の国』レビューから1本、抜粋ですが、タイトル「世の中に差し出してくれてありがとう」(by kafun)を紹介。 コンビニでふと手にとって立ち読みを始めたら動けなくなってしまい、その場で泣いてしまう前に慌てて本を買って帰りました。 こうの史代さんと同じ頃に広島(市外ですが)に生まれた私、「あとがき」に書かれていた思いには共感しきりでした。 広島で平和教育を受けつつ、できれば避けて通ろうとしていたこと、「うしろめたさのようなもの」(=原爆のこと)を、こんなにも切なく哀しく、でもゆるぎなく強くやさしい物語に変えて世の中に——こんな今の世の中に差し出してくれるなんて…… こうのさんの力量や努力や誠実さに拍手です。 そして感謝します。 おすすめリンク[紙屋研究所]の元祖漫画版『夕凪の街 桜の国』評・解説を下にリンクしました。 漫画書評のプロ。漫画以外でも、この方の紹介でいくつか読ませてもらい、貴重な楽しみ、勉強も経験させてもらいました。 上手いなあー!! この文章でも感動しきりです。ネタバレがありますので、原作を読んでから、または映画を見てからじっくりと噛みしめてください。 ●●リンク●紙屋研究所書評 こうの史代『夕凪の街 桜の国』 追加コメント−5: 最近、ようやく原作本を見ました。読みました。 上のリンクの方もいってますが、素晴らしいです! わたしは映画で知り、図書館で見て、それでも足りずにアマゾンに、今回はオビも欲しくて新品で注文しました。 図書館で見た時には、それほどではなかったような。というより、むしろ映画の方が良かった。分かりやすかった。「夕凪」の方は良かったんだが、「桜の国」がよく分からなかった。 しかし、妙に惹かれる作品だった。義務的だけど、やはり手元に置くべき本だと思って買ったというのが正直なきっかけ。 ところが…… たしかに分かりやすい映画がナビゲーターを果たした役割もあるだろうが、2度目に見たら、読んだらもうたまらなかった。さっき読んだばかりですが、「これは凄い本だ!」と感じた。何度でも読めるだろうと思った。 そうして“いとおしさ”を感じるほどになり、もう手放すことは考えられなくなった。289件のアマゾンレビューのなかにも、やはり「二度目に良さが分かった」という方がおりました。英訳されて読み継がれるだけの価値はあると思いました。 『ゲゲゲの女房』でもそうですが、本作はリピート見に適するよう、行間のマジックをたらふく仕込んだ作りになっているんですよ。上手い! というより、「読ませたい」「伝えたい」という作者・こうの史代さんの執念と気魄がこの『夕凪の街 桜の国』を描き上げたんだと思う。 つぎのリンクは、被爆三世の方のレビューです。 こういう方のまえで「原爆やむなし」といえるのでしょうか。いえる人がいると思いますか? ●●リンク●原爆にリアリティを感じる? − 「夕凪の街桜の国」を読んで
by web_honta
| 2010-08-22 02:01
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